色々役に立つとか立たないとか、不動産のあれこれを気ままに書いていきます(^^)/ 興味があれば読んでください(-。-)y-゜゜゜
新築の方が欠陥住宅は見抜きにくい?
あなたのその家大丈夫ですか?買って気づく欠陥住宅の怖さ。住宅の購入には大きなお金を払います。だからこそ欠陥住宅の怖さを事前に知って最大限の予防をしましょう。
不動産営業マンが勧める、新築住宅の罠
住宅購入を検討している多くの方から、
「中古住宅よりも新築住宅の方が、きれいで欠陥のない物件が選べるから安心。」
「新住宅はしばらくリフォームしなくてよいから買ったあとにお金がかからない。」
と言われることが多いです。
実際に新築の不動産会社の営業担当から、
「新築は購入後にお金がかからないので安心です。」
とう営業トークはよく聞きます。
その話を聞いた方も、
「確かに、住宅購入後すぐに壊れた箇所が見つかり、お金がかかると面倒だしな。」
とすぐに納得してしまう方が多い気がします。
でも新築住宅は、「新築住宅の10年保証」という制度があるから安心ではないの?
と思われると思いますが、「新築住宅の10年保証」がついているから欠陥住宅ではないということでありません。
もちろん、大手ハウスメーカーや、地元密着で長く地域に愛され評判の良い工務店などもありますが、「新築の10年保証」があるから100%安心とすぐに信じてしまうのは危険です。
あくまでこの制度は国が定めた建物に瑕疵(欠陥)が見つかった時に、売主や施工会社、ハウスメーカーに補修を求めることができる制度です。
「新築の10年保証」=欠陥住宅ではないということではありませんのでしっかり区別して理解をして下さい。
欠陥住宅と呼ばれる住宅は、新築か中古かはまったく関係ありません。
正確には中古住宅の場合、欠陥があれば既に素人でも目に見える状態になっているため、購入前に確実にチェックをおこなうことで、欠陥のない、あるいは欠陥の少ない物件を見極めることができます。
数十年たっても、まったく傾きがなく、よい材料を使っていてこれからも長く住めそうなど築年数が経過しているからこそ分ることもあります。
住宅の欠陥は家の値下げのチャンス
住宅の欠陥はお金がかかるマイナスポイントと購入前に限って言えば、住宅の欠陥は値下げ(不動産業界では指値と言います。)の交渉材料に使えます。
住宅を購入しようと考えて、購入の意思を売主に伝えるときに、「買付証明書」という資料を提出します。ほどんどの場合紙1枚の用紙です。
その「買付証明書」に、希望金額とその理由、○○の箇所の修繕で、○○円の費用がかかる為など、売主も値引きを納得せざるを得ない理由を書くことで、スムーズに値引き交渉ができます。
内見前に不動産会社の担当者が教えてくれていればよいですが、1度目の内見の時に、欠陥あるいは修繕が見つかったとしてもすぐには、修繕費(元通りにするための費用)は分らないと思います。
気になる物件であった場合、2度目の内見をセッティングしてもらいその時に、自分で修繕してもらう工事業者に見てもらい見積もりしてもらうか、不動産会社の担当者に工事業者を紹介してもらってもよいと思います。
修繕費用が分ったら、それをもとに「買付証明書」を記入するという流れです。
ここで住宅を売る方の気持ちになってみましょう。住宅の欠陥というものは高く売れない理由になることが多いです。その欠陥は直すことができるのか、あるいは値引きしてそのまま売ってしまうかの検討が必要になります。
気づかないまま買ってもいいの?家の傾き
傾いた家に入ったことがない方は、そんな家あるのと驚かれる方も多いですが、実際はあります。
このような欠陥は、新築から数年~数十年かけて少しずつ家が傾いてきて、住んですぐには気付かないことが多いです。「新築住宅の10年保証」の切れる11年目で気づいたなど、想像するだけで恐ろしいですね。
さらには家のわずかな傾きなどは、毎日住んでいると家が傾いていても気づかないケースもあるようです。その場合、売主、仲介の不動産会社、購入する方の3者が気づかなければ、そのまま住宅の売買は成立してしまいます。
「瑕疵担保責任」などの法律もありますが、購入する前から傾いていたという証明をしなければなりませんし、売主が知らなかったと納得せず、裁判をするにしても費用がかかる為、住宅を購入した方が泣き寝入りというケースもあります。
ちなみに私の場合は、少し傾いていると住宅をウロウロしているとすぐに気づきます。
素人でもできる家の傾きの見抜き方
私の経験談から見極めるポイントを伝えるとエッフェル塔のように外から見て分ることは少ないです。たいていは戸建で、2階のいずれかの1室に入ったとき通常は感じない違和感を覚える事があります。
具体的には、家の中心から外へ落ちそうになる感覚でしょうか。
後は、家の全ての窓や、ドア(ふすま)を開け閉めした時に、スムーズに動かなければ家の傾きを疑います。そうなるとレーザー測定器などの傾きを調べる機械で調べて発覚します。
残念ながらすべての不動産会社の担当者が車にレーザー測定器を用意しているわけではありません。
簡易的な方法として、携帯電話アプリで、「水平器」を使用するか、「ビー玉」を転がしてみる方法もあります。
注意点としては、ビー玉を転がす時は、一言不動産会社の担当者に伝えて下さいね。
すべての欠陥住宅に言えることですが、欠陥を直すことができれば欠陥ではなくなります。家の傾きでさえ、ジャッキで傾きを直すこともできます。
しかし数百万円~数千万円の費用がかかるので、その金額を値引きできるのか、あるいは購入しようとしている家にその価値があるのか考える必要があります。
大切なことなので繰り返しますが、欠陥住宅のほとんどの場合、新築時は大丈夫だが、購入して住んでから欠陥が発見されることが多く、あとで後悔する事が多いので慎重に調査しましょう。そして不動産会社の担当を100%信頼してはいけません。
中古住宅の場合は、欠陥があるか否かは中、既に症状として表れています。皆さんには調査方法を身につけて頂き、あとで泣き寝入りとならないようにして欲しいです。
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