
不動産査定もついにアプリの時代へ
不動産の価値を手軽に調べられるのが、不動産査定のアプリ!
不動産査定には様々な会社を回って、手続きや打ち合わせ・書類記入などがあるので、とても手間と時間がかかるという印象がつきものですよね。
実際に時間がかかるのは事実で、しつこい営業をする会社にひっかかってしまえば更に時間を手間がかかってしまうことでしょう。
そんな中、今話題になっているのは、iPhoneやandroidなどスマートフォンをプラットフォームとしてカンタンに不動産査定をしてくれるアプリです。
不動産査定を売るなら絶対ここ!
![]() |
|
対応物件の種類 | マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル |
---|---|
掲載する不動産会社数 | 1400社以上 |
サービス開始 | 2014年 |
運営会社 | Speee |
紹介会社数 | 最大6社 |
【ポイント】 強みは、掲載する会社数が多く、掲載企業の一覧も掲載しており、各社のアピールポイントなども見られる。 |
不動産査定アプリの仕組みは大きく分けて2種類
不動産査定アプリの代表的なものを紹介しましたが、実はアプリには仕組みが2種類あり、それぞれ内容が異なります。
この特徴の違いを理解してから査定申し込みをするのがおすすめです。
申し込み情報を登録の不動産会社で斡旋
最初に紹介するのは、一括査定型のアプリです。これはすまいValueやHOME4Uと同じく、物件情報などを入力して複数社に査定を依頼する仲立ちサイトです。
登録業者がアプリによって異なるので、同じ地域でも査定できる業者に違いが出てしまうのが難点ですが、その辺を考慮して大体の相場勘をつかむことが出来ると、その後の売買をスムーズに行うことが出来ます。
入力内容を人口知能(AI)が自動査定
2つ目が、ハウマやイエシルのようにアプリに搭載されている計算システムによって査定額を算出する仕組みのアプリです。
AIは1年間で約120万件の物件情報を収集・処理できるので、見方によってはプロの不動産業者よりも精度が高いです。
しかし、不動産を売る時は必ず業者の査定を受ける必要があるので、AIで査定をしてもらっても参考にしかなりません。
売却を迷っているため、まずは査定額を見て決めたいという方は自動査定アプリの利用をおすすめします。
主な不動産査定アプリ4つ
2020年現在、主な不動産査定アプリには次の4つがあります。
- 10秒でDo!
- Yahoo! 不動産
- ふじたろう
- 不動産価一括査定ナビ
- Do Bank
アプリ①10秒でDo!
「10秒でDo!」はハウスドゥが提供している不動産査定アプリ。
不動産の所在地や面積、築年数などの情報を入力するだけで、AIが過去の事例を元に査定金額を算出してくれます。
10秒でDo!の仕組みは2段階に分かれており、まずは物件情報を入力して10秒ほどで自動査定をおこないます。
このタイミングでは不動産屋に情報を共有しないので、個人情報が洩れるリスクはありません。
この段階で価格に納得がいけば、より詳しい情報を入力して不動産会社に査定依頼することも出来ます。
アプリ②Yahoo!不動産
ヤフー不動産は、その名の通りヤフーが運営している不動産総合サイトです。
こちらはいわゆる一括査定サイトと同じ仕組みで、複数社の査定額を簡単に比較することができます。
ヤフー不動産の最も大きな特色がおうちダイレクトというサービスです。
不動産会社の仲介を受けずに直接買い手を見つけて取引ができるので、仲介手数料を0円に抑えることができます。
アプリ③ふじたろう
ふじたろうはプロパティーエージェントによって運営されています。
ふじたろうもハウマと同じく人工知能が査定をしてくれる仕組みですが、査定結果をチャート形式で見ることができたり、周辺相場を検査機できたりするので、初心者にとっても価格のイメージをつかみやすいです。
ただし相場情報が分かる「ふじたろう」ですが、あくまでも参考程度の価格しか分かりません。
なぜなら、元になっている情報は売出し価格で、成約価格ではないため。売出し価格と成約価格では、場合によっては20%以上の差があるのであくまで参考程度に留めておきましょう。
アプリ④不動産価格一括査定ナビ
不動産査定アプリの「不動産価格一括査定ナビ」は、株式会社シースタイルが開発したアプリケーションソフトです。
こちらのアプリはandroidに対応しており、様々な不動産を無料で一括査定出来るのが特徴に挙げられます。
ダウンロードの際にも、特に料金はかからず、戸建てはもちろん、マンションや土地などが広く査定の対象となっています。
また、「不動産価格一括査定ナビ」は、投資用の物件についても査定を行っており、投資用として購入した新築や中古のマンション、リゾート物件などの相場を知りたい時にも役立つでしょう。
アプリ⑤Do Bank
この「Do Bank」も、使い方は至ってシンプル。住所や物件の面積、築年数などを入力すると、査定額が算出される仕組みとなっています。
「10秒でDo」と同じようなプロセスで使えるアプリですが、「Do Bank」の場合は不動産を担保にした融資をテーマにしており、対象の不動産を担保にして幾らぐらいのお金を借りられるかが分かるのが、「Do Bank」のサービスと言えます。
不動産査定アプリのメリットとデメリット
「不動産価格一括査定ナビ」や「10秒でDo」「Do Bank」などの不動産査定アプリは、不動産の価格をその場で調べられるのがメリット。
不動産会社に直接問い合わせをする手間が不要で、スマホやiPhoneがあれば、知りたい時に査定額が分かるという良さがあります。
所有している不動産に、一体どのくらいの価値があるのかを知りたいという人も、不動産査定アプリを使えばいち早く情報が得られるというわけです。
また、ご紹介したアプリは、無料で利用することが出来ます。
専門の不動産鑑定士などに鑑定を依頼すると、まとまった費用を請求されるケースが多いですが、確実に売れるという目途が立っていない場合、こういった出費は売り手にとって大きな負担になるでしょう。
一昔前までは、不動産の査定を行うに当たっても専門的な知識や技術が求められていました。ですが、人工知能などの新しいアプローチが導入されている現在では、余計なコストをかけずに不動産の価値を判定出来るのです。
不動産査定アプリのデメリットとしては、例えば特殊な不動産の価値が分かりにくい点などが挙げられます。
現場を見なければわからないこと。例えば…
- 301号室は目の前に建物があり真っ暗。1階上の401号室は視界が一気に開けて開放的だった。
- 築10年しか経っていないのに室内がフルリノベーションされていた。だから高値で成約できた物件だった。
- 不動産業者が買い取った案件だから成約価格が相場よりも安かった。
- 住人が飛び降り自殺して売却物件付近で亡くなっていた。
- 近隣の新築マンションが超高値で発表され、売却マンションが一気に注目を浴びるようになったため、相場が実は急上昇していた。
などなど。
不動産を査定する難易度で言えば、AIシステムに依存するのは可能です。
しかし、他社と競合した際や目先の物件をどうしても仕入れたい場面では、AIの査定に頼りっぱなしというワケにもいかないでしょう。
従って、不動産会社側は実際に出張で査定を行う時のように、状態を見て金額を付けることが出来ません。こうした事情があることから、売る側は提示された査定額を冷静に捉える必要が出てきます。
不動産査定アプリの信ぴょう性はどれくらい?
不動産査定アプリには高性能AI搭載を謳っているものもありますが、算出額はどれくらいあてになるのでしょうか?実際の売却価格との差はどれくらいあるのでしょうか?
最後にアプリの査定額を参考にする際の注意点を紹介していきます。
簡単入力過ぎるものは価格の精度に難あり
不動産査定アプリの申込フォームは、入力スピードを重視しているので項目を必要最小限まで簡略化しています。
そのため、申込後に業者から更なる追加情報をヒヤリングされることが多いです。
査定をするために必要最小限の情報もないようなアプリは、利用を控えたほうが良いでしょう。
AIは高精度だが最終的に不動産を評価するのは人
売り出した不動産を買ってくれるのは人ですが、彼らは玄関を入った時の第一印象からフローリングの傷、凹み、あるいは壁に染みついたタバコのにおいなどでも評価します。
つまり、感情がないAIの査定がどれだけ高性能だったとしても、人間が不動産を見ない限りは相場を算出することは出来ないのです。
最初はアプリ・そのあとに査定サイトを利用するのがおすすめ
マンションや戸建てを売りたいなら、不動産会社に査定依頼をする必要があります。
仲介する物件は業者がしっかり訪問査定した後に売り出すという決まりがあるので、これを避けて通ることはできません。
ですから結論としては、まずはアプリで不動産査定を行い概算価額を計算し、目標額を達成できるかしっかり考えた上で、一括査定サイトを利用しましょう。
こうすることで検討段階に個人情報が流出するリスクが減りますし、焦って契約して大失敗する可能性も減ります。
気になるものがあれば、どんどん利用していきましょう。そうすることで、不動産査定・売却の見識を広げることができますよ!
自分の不動産には一体いくらの勝ちがあるのか?複数の会社で不動産査定を受けようと、それぞれの会社に連絡をするとなると時間も手間も掛かってしまいますよね? つまり不動産査定の一括査定サービスを利用するということは、“1つのサイトに情報を入力するだけで、複数社への依頼が一括で完了する”ことが出来るのです。 ただ、これだけでは当たり前の話ですが、このサイトはどこが運営しているのか? それを見ることで、サービスの特徴が見えてきます。
不動産査定のおすすめサイト一覧
不動産査定を売るなら絶対ここ!
対応物件の種類
マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル
掲載する不動産会社数
1400社以上
サービス開始
2014年
運営会社
Speee
紹介会社数
最大6社
【ポイント】 強みは、掲載する会社数が多く、掲載企業の一覧も掲載しており、各社のアピールポイントなども見られる。